盛岡山友会は、里山からヒマラヤまで多彩な山行活動を行っているほか、市民向けの初級登山教室や清掃登山などの社会貢献活動、会員のレベルアップのための様々な講座や遭難救助訓練、会員の情報共有ツールである会報・会誌の定期発行など、市民による市民のための地域山岳会として幅広い活動を行っています。
■市民向け初級登山教室
事故のない安全登山の普及啓蒙と山岳自然の素晴らしさを知っていいただくため、市民のみなさんを対象に初級登山教室を開催しています。会員が講師を分担し座学と実践によって、登山の基礎を学ぶ機会を提供しています。>
この教室を契機に会に入会される方も多く、みなさんが会活動の中心を担うまでに成長しています。
開催時期:毎年6月~9月
講座内容:机上講習4回:山岳自然の保護、計画の立て方、歩き方、地図の
見方、山の気象、トレーニング、危急時の対応
実地山行4回:鞍掛山、三ツ石山、秋田駒ケ岳、岩手山
■多彩な山行活動
山行企画部が中心となり、会員が主体となった山行企画の提案を奨励しオールラウンドの山行を実施しています。その仕組みのひとつに「志向別山行グループ制」があり、登山志向が同じ会員同士がグループを結成し、様々な山行企画を会に提案しており、会員は所属の有無に関わらず自分の技術と体力に合わせて参加することができます。
さらに、個人レベルでは、国内山行のみならず海外遠征や海外トレッキングなど、志向や技量にあった登山に挑戦し楽しんでいます。
■山岳自然の保護活動
登山のフィールドである山岳自然を大切にするため、ローインパクトの登山に徹するとともに、自然保護の活動にも積極的に参加しています。ゴミの持ち帰りはもちろん、下山時にゴミを拾う清掃下山、携帯トイレの基本装備化に加え、年に一度、ふるさとの山である岩手山の集中清掃活動を行っています。
また、早池峰山頂トイレのし尿降ろしにもグリーンボランティアとして積極的に参加し、携帯トイレの普及活動と併せて積極的に取り組んでいます。
そのほか、自然保護に関する学習会などを開き、会員の意識の向上に努めています。
■会員レベルアップの講習会
山領域の拡大を目指し、さまざまな技術講座を開設しています。会員が望む様々な登山志向を実現させる機会づくりにもなっています。
〔講座の例〕
冬山入門講座、雪崩講習会、山スキー講習会、救急救命講習会、セルフレスキュー講習会、例会でのミニ講座など
■遭難救助対策
事故のない登山活動を目指して、山行計画書をリーダー会が審査し必要なアドバイスを行う仕組みを作っています。山行実施後は、山行報告書を作成してヒヤリハットや反省点などを会全体で共有し、同じ失敗を犯さない取組みを行っています。
〔具体的取組み例〕
山行管理委員会、遭対規定・マニュアルの策定、遭難救助隊の編成、遭難救助訓練の実施、緊急対応カードの携行など
■機関誌「あかげら」の発行(毎月)
会員相互を結ぶ情報ツールとして、機関紙「あかげら」を毎月定期的に発行しています。会報部員が中心となって、会員や専門部などから情報や投稿を集め、会結成まもなくから一度も途切れることなく発行を続けています。盛岡山友会の活動の原動力として、欠かせない存在となっています。
■会報「山友」の発行(毎年)
このほかに、一年間の活動の集大成として年報「山友」も発行しています。充実した機関紙づくりは、盛岡山友会の大きな特徴となっています。
■組織運営のイメージ図
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