2025清掃登山
日本勤労者山岳連盟は、1974 年から全国の地方連盟・会・クラブに、清掃登山・クリーンハイクを呼びかけ、毎年6月(東北、北海道は7月)の第1日曜日を全国一斉の清掃登山・クリーンハイクの日として取り組んでいます。盛岡山友会もこの活動に呼応して、毎年7月第一日曜日に清掃登山・クリーンハイクを行ってきました。岩手山が入山禁止中のため、今年は、新企画「みちのく潮風トレイルコース班」を設けました。みちのく潮風トレイルの素晴らしさを楽しむことができ、種刺海岸で回収したごみの量も多く、大成功だったと思います。姫神山の方も、記録のある中では最も多いゴミを回収しました。昨年より4名少ない29名の参加でしたが、回収したごみの量は35kg 、2020年代で最も多いゴミを回収しました。暑い中、参加頂いた方々、ありがとうございました。以下報告します。
- 実施日 2025年7月6日(日)
- 山域 みちのく潮風トレイル重茂半島コース、姫神山
- コース及び参加者
- みちのく潮風トレイル魹ヶ崎班:7名
- みちのく潮風トレイル魹山班:8名
- みちのく潮風トレイル種刺海岸往復半:1名 みちのく潮風トレイル小計 16名
- 姫神一本杉コース:11名
- 姫神山田代コース:2名 姫神山小計13名
総計 29名 (昨年33名)
- 回収したゴミの量
- みちのく潮風トレイル種刺海岸 29.5kg
- 姫神山 5.5kg(山頂、車道、駐車場) 総計 35.5kg (昨年7kg)
- 評価
- みちのく潮風トレイル種刺海岸には、「漂流・漂着ごみ」が沢山ありました。その7~8割は陸域由来だそうです。山で、街でのポイ捨てゴミが巡り巡って漂着するわけです。5分ぐらいで袋いっぱいのゴミを回収してしまいました。コースとしても素晴らしいとの評価も多く、来年以降も継続するか検討していきたい。
- 姫神山では、山頂こわさかの降り口で土を掘り返すとビン、缶等のゴミがあること、こわさか登山口から一本杉駐車場までの道路側溝にもビン、缶等があることがわかりました。このことが2020年代で最も多いゴミ回収量に繋がりました。来年度のゴミ回収方法の改善の参考にしたいと思います。
参加された皆さん、大変ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
写真1 種刺海岸の漂着ごみ 写真2 魹ヶ崎班のゴミ回収状況@種刺海岸
(参考情報)
与奈の回収ボックスを設置してくれている団体「漂着ゴミ回収ネットワーク」のHP
https://taronokato.jimdofree.com/log/gomimemo/