春山満喫 秋田笹森山

 3月28日(火)平日の午前、ほぼほぼ前期高齢者グループ3人組で、秋田笹森山(秋田駒ケ岳の北東に位置)で快晴の春山を満喫しました。

出発点は、休暇村乳頭温泉郷の手前にある公共駐車場。トイレもあり、除雪もしっかりなされていました。この駐車場は、雪がたっぷりの旧乳頭スキー場に隣接しており、笹森山へのアクセスは抜群です。旧ゲレンデは多少の灌木はありますが、障害物がなく登りやすいルートです。

旧ゲレンデの最上部からは、ブナ林を笹森山へつめていきます。登り始めて2時間ほどで笹森山北東斜面の下に到着。笹森山というだけあって、笹に覆われているらしく、山頂からの北西稜線沿いの北東面に笹をすべり面とした全層雪崩が見えました(写真1)。夏道の行く手はこのような斜面があり危険が一杯と感じました。我々は、山頂から北東に広がる見事なオープンバーンの下、標高1,250m地点で北東の乳頭山を眺めながら大休憩(写真2、3)。春の輝くような陽ざしの中、遠くに森吉山、八幡平を望む春の大パノラマに思い思いにシャッターを切りました。この日の登りはここまでとし、休憩地点のオープンバーンを起点に、旧乳頭スキー場登り口までの滑りを楽しみました。ご褒美は、乳頭温泉郷の露天風呂。汗を流し、大満足の半日春山スキーを終えました。

(写真1)笹森山北西稜線雪崩
(写真2)笹森山北東面を登る
(写真3)笹森山より乳頭山を望む
(写真4)笹森山北東面オープンバーンを滑る