樹氷シリーズ 第5弾 西吾妻山を目指して・・・

3月15日(土) 今シーズン最後の樹氷が見れるかな?と思って、樹氷の見られる東北の南限の一つ、福島県の西吾妻山に向かいました。登山口のグランデコスノーリゾートは、首都圏ナンバーの車ばかりでした。ゴンドラに乗って標高1300mの山頂駅では、登山者がアイゼンをつけて準備していました。それもそのはず、ゲレンデはアイスバーンで登山道に入っても、登山者の足跡がそのまま凍り付いており氷の凸凹道。スキーにシールをつけて歩くものの、なかなか歯が立ちません。西大巓に近づくと大きな樹氷が現れ、樹氷越しに磐梯山や猪苗代湖、その後ろに那須連山などが見える絶景。氷の壁に覆われた西大巓にアイゼンをつけた登山者は直登しますが、スキーはジグを切っても横滑りしてなかなか進めませんでした。ようやく山頂に立つと飯豊連峰が樹氷の上に見え、西吾妻避難小屋に向かう人が蟻のように歩いていました。今日のコンディションでは、スキーで西吾妻山は無理と判断して、氷の壁をおっかなびっくり、滑落しないように下りました。