縦走路/2020年7月「一本桜巡り」

新型コロナ騒ぎで「都府県をまたいだ移動の自粛要請」がなされ、念願の八甲田、鳥海山の山スキーが中止と残念至極な結果となりました。しかし、「災い転じて福と成す」とはよくいったもので、お陰でいろいろ良いこともありました。会社で10年以上前からICTの積極導入を提案していたのですが、その動きは牛歩の如きでした。それが、テレワークの流れを受け一気に進みだしました。クラウド・スマホ活用による財務・人事・勤怠管理等の統合化・効率化、現場巡回記録のタブレット採用によるクラウド化、関東や県内の遠く離れた事務所とのテレビ会議導入などなどです。個人的には、長期のStay Homeで退屈した首都圏、関西圏の仲間からオンライン飲み会のお誘いがあり、久々の楽しい交流ができました。
  その仲間の東京在住の一人が、Stay Homeでありあまる時間を使って「日本一本桜総覧」を作成したとのこと。ネットを駆使してリストアップした一本桜は、なんと2,782箇所でした。早速そのリストを送ってもらいました。岩手県から全部で112箇所エントリーされていました。昨年百名山達成後「なにか巡り」を探していた私は早速飛びつきました。とりあえず北東北三県一本桜踏破をやろうと思い立ち、4月下旬から連休中、時間を見て一本桜巡りをしました。
  結果、二戸市や盛岡圏域の23箇所(うち盛岡市でエントリーされた19箇所全て)を巡ることができました。その中には、「石割桜」、「小岩井農場の一本桜」、「為内の一本桜(八幡平市)」、「米内浄水場のシダレザクラ」のように多くの人が訪れる名木・名勝地もありますが、「七時雨山の大山桜」、「名乗坂のエドヒガン(盛岡市山岸)」、「熊野神社のヤマザクラ(盛岡市飯岡新田)」のように地元の人でもあまり知らないのではないかと思われるものもあります。もし、もっと知りたいという方は私に一報ください。リストをお渡しします。
  この桜巡り、満開の時期、好天の良い時間帯に訪ねることがなかなか難しいです。あまり有名でないところは、問合せ先がわからない、あるいは問合せ先の自治体の観光課などがリアルタイムの開花状況を把握していないという箇所もあります。そんなところは適期を想定して訪ねたのですが全く咲いていない個所もありました。また、何度も同じ方向に行きたくないので一度に複数個所を回ると、ある場所は最高でも別な個所は全く咲いていないということもありました。結局2度、3度足を運んでようやく満開の桜に会えた個所もありました。また、葉桜になってしまっていて来年に期す個所もありました。
  正直、北東北三県一本桜全てを楽しむことはなかなか厳しそうです。それでもより素晴らしい桜を見ることができるよう、いろいろ考える楽しさを知りました。また、報恩時、法華寺の桜のように身近な盛岡の春を静寂の世界で楽しめることも知りました。こうして、新型コロナ騒ぎがもたらしたオンライン飲み会が、また新たな楽しみを増やしてくれたことに感謝しつつ、次のスキーシーズンには並行して一本桜巡り準備をしたいと思います。

 No.444 大森信慈

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です