表紙絵ギャラリー/2021年9月「ドングリ」

 昨年、強風の翌日に鞍掛山に登りました。下山道にナラの小枝がたくさん落ちていて、ドングリを付けたものもあり、拾って持ち帰り描いてみました。

 ナラ類とは、ドングリがなる木のことで、伐採しても繰り返し芽吹く生命の強い木だそうです。

 一般的なナラにはミズナラとコナラがあり、ミズナラはドングリが平べったく、葉も大きく葉枝があり、家具や建材に使われ、コナラのドングリは細長く、葉も小さく葉枝もなく、炭に使われているそうです。

 ナラの木も老木になると、抵抗力が落ちてキクイムシの被害にあい、ナラ枯れになってしまうそうです。私達もコロナに負けない様に、抵抗力、免疫力を高め、この苦境を乗り切りましょう。

№196 工藤敬子