表紙絵ギャラリー/2020年10月「ウバユリ」
早春にヤブ漕ぎをしていた時、残雪の中にウバユリの花殻を見つけました。
花の時季に葉(歯)がなくなることから、姥ユリと名づけられたという気の毒な名前なのに、沢山の花を付け、見事だったろうと偲ばれる花殻でした。
ヤブの中で誰にも愛でてもらうこともなかったであろうと思いますが、風雪に耐え、凛としたその姿に感動しました。
No.196 工藤 敬子
早春にヤブ漕ぎをしていた時、残雪の中にウバユリの花殻を見つけました。
花の時季に葉(歯)がなくなることから、姥ユリと名づけられたという気の毒な名前なのに、沢山の花を付け、見事だったろうと偲ばれる花殻でした。
ヤブの中で誰にも愛でてもらうこともなかったであろうと思いますが、風雪に耐え、凛としたその姿に感動しました。
No.196 工藤 敬子